思いがかなう☆彡
「ある傘・・・が」
モノクロ写真に写っていました
それは
ドイツアウシュビッツユダヤ人捕虜収容所
世界大戦終戦
そこで残された
傘にスポットをあてて
写真が残されていました
ただの傘なんですが
その傘を誰が使用して
その傘でどんな生活が
そこで繰り広げられていたのか
ただの傘に
そこに
思いが繰り広げられる
桜の木がありました
あるとき
ちらほら花びらがつくようになりました
満開の桜の木にはならないけれど
桜の花が咲くようになりました
なんとも
華やかではありませんが・・・
通りすがりの人は
その花よりも
隣に咲く
満開の桜に目を向けます
誰もが
満開に咲く桜の花に
目を向けています
でも
私は
その
ちらほら
花びらをつける桜の木に
いつも
気が向くのです
そこには
理由があるのです
この桜の木
20年ちかく前になります
一緒にお墓参りに行かせていただいた
90歳近くになられたHさん
今生きてあるなら
110歳
一緒に大分別府にお墓参りに行かれた
お礼に桜の木をプレゼントしてくれたのです
なかなか
花は咲きませんでしたが
あるとき
ちらほら
花びらをつけだしたのでした
その桜の木に
私には「思いで」がありました
「思い」がある桜の木でした
多くの人の目に入る
現象
景色
物体
品物
人間
写真
屑鉄
がらくた
洋服
ジャンパー
ノート
茶碗
家
車
・・・・・・
ひとには
それぞれ
様々なことに
一人ひとり違った
思いが存在します
1億人の日本人に
1億の思いが存在
十人十色
さまざま
だから
そこには
大切なことが
介護における
大切なこと
ひとそれぞれにある
思いを
気づかう思い
ひとぞれぞれにある
その人だけに存在する思い
それは
他人には絶対わからないこと
その
大切な
思いを
他人の思いを
大切に
尊重できるという
態度
こころ
思い
その
事を
とても強く
考えてしまいました
とても
大切なことだと
それを
お伝え致します
by西口