みえないものに思いが・・・
春になると3本の桜に
毎年・・・花が咲いています
他の桜が満開に開花する様子と違い
そのさくらは
枝にちらほらついているだけ
なにも知らない人が見ただけでは
ただの目にとどまりにくい3本のさくらなんです
しかし
私にある
そのさくらへの思いは
私だけに存在する
思い出がそなわった大事な大事な
さくらとしてそこに花びらを咲かせてくれます
春にこの話をすればいいのですが~
今この話を思い出してしまったもので・・・すみません
人には、それぞれの思い出がそこに
存在します。
物体はみたまま・・・そのもの
物もそこにある・・・そのもの
質量・大きさ・形・色・重さ~
すべて数字で表すことが出来るのでしょう~
みたままそのもの
形はいずれ壊れ、変化し、くずれてしまします
この桜には・・・私がこの会社を立ち上げたとき
出会ったお客様からの
寄付していただいた桜でした
そのお客様は
高齢で
足が不自由になり
外出が出来ず
すべての生活をあきらめていたと
話されていました
その方から
別府まで妻が眠るその墓に
もう一度お参りに行きたいとの
ご要望でした
今から16年前の出来事です
私も一生懸命でした
今でこそ
介護タクシーやバリアフリーが整い
トイレができないなどの問題も
あまり発生しなくなりましたが
その当時
車椅子で90歳を過ぎた高齢者
が車椅子で外出することは
そう簡単ではなかったのです
私は
車両を手配し
そのお客様が別府のお墓まで
のご意向をかなえる為に~
そして
10年ぶりのお墓参り
もう行くことは出来ないだろうと
あきらめられていた
お墓参りを実現することが
できました
ほんとにお喜びしていただきました
その方が
お礼にと
3本の桜の木をプレゼントしてくださったのでした
「今はまだ咲かないけどね~」と話してあった
その方は
数年後に
咲いた桜を見ることなく
お亡くなりになりました
生きてあるときは
「今年はさくかな~」と
楽しみにしてあった
その桜は
今は
毎年花を咲かせるようになったのです
ちらほらの桜ですが
思い出深い3本の桜
すべての人には
「思い」
という
目にみえない・・・~・・があると思います
・・・~・・をなんというのでしょうか
目に見えない
形が存在しない「思い」
この「思い」を
私たちは
大事に大事に
出来る
会社でありたいと願うのです
その「思い」がこめられた
そこに存在する~・・・・・・~
何か
それが
形がある物にこめられた「思い」
なのか
形がなにもない
「空間・景色・環境・故郷・思い出~」
さまざまな
「思い」が
こめられた
そこにある「大切な・・・・・思い」
を
大事に大事に気づくことができる
人でありたい
そしてそんな人に
なりたい
そんな
人たちと
ともに
すごして生きたい
そんな気持ち・・・・
を今
抱いています
おおげさな
文章になってしまいましたが
誰もが持っている重たい重たいその大切な「思い」は
他人には
とうてい
理解不能かも知れません
だけど
理解しなくていいのです
理解できなくていいのです
だけど
その
「思い」を
ともに
共感することが
出来るように
なりたいと
願います
つらい「思い」
たのしい「思い」
うれしい「思い」
涙した「思い」
くやしい「思い」
未来を感じる「思い」
不安な「思い」
建設的な「思い」
「思い」・・・・・さまざま
共感したい
なるほどなるほど~
責任は取れませんが
いろんな
人生を
ともに共感できること
大切だな~なんて思っています
今
私は
未来を
見ようとしています
未来の福祉が
どうなるか考えようとしています
まだ
そこに
何もない
形が存在しない
未来の福祉を
創造し
強い思いを
みえない
「思い」から
そこに
存在するかのような
「思い」に
創造していきたいですね~
つづく