利他主義
利他主義(=アルトらイズム)・・自己の利益よりも他者の利益を優先しようとする考え方
介護を得ることは・・・利益なのでしょうか
違う
介護は
ADLが不自由な状態者に対する
いわゆる、不自由=(ーADL)に
(+ADL)=介護、によって不自由を解消する
・・・普通の状態を創り出すということ
+ADLと書くから・・・なにか、利益になるように思えるが
なんの利益でもなく
普通のなんの障害もない、普通でない
凹=不自由に対して、
凸=介護によって
□=普通の状態を創り出す・・・社会保障行為なんです
よって
利他主義によって
何かと
人の利益を生み出すような介護に
とらえられる場合があるのですが
介護は利益でなく・・➽利益≠介護・・➽ただの社会保障行為と
考えるべきなんです
しかし
介護を行う人材は
いたって
利他主義的思考を中心に有するスタッフが
介護を行うことが多いのです
利他主義的思考が強いと
意外と
介護を受ける要介護者は
介護を押し付けられる場合が多く有る為
(全部ではないのですが)
介護を受ける側は非常にパターナリズムによって苦痛感が
伴ってしまうのです
また
利己主義(=エゴイズム)が強い場合には
介護に対して
何かと
してやってる感が強く出てしまい
これもまた
相手に苦痛感を伴わせてしまうのです
よって
そのバランス感覚と
共に
介護とは
アルトライズムでもなく
エゴイズムでもなく
介護=思考を停止した
指示まち介護者になること
=介護ロボット化した
人間介護者に意識して
鍛えることが
最高の
障害者介護者になれるのです
ここで
障害者介護者と限定したのは
指示を的確に出すことが出来る
場合に限った者になるからです
しかし
はたして
指示が出ない要介護者から
介護を依頼された場合
ある程度の
介護者側の
経験&知識を
最大限に生かした
それでいて
やはり
介護は
押し付けでもなく
ストレス介護を提供するものでもない為
非常に気持ちを
制限した介護を創り出さなければなるいません
なんとも
むずかしい思考の介護の話ですが
利他主義
利己主義
指示待ち介護
経験と知識を持った介護
パターナリズム
相手にストレスを与えない
等
様々な思考を駆使して
介護をしなければならない
何よりも
簡単にはできないのが
介護の仕事であります
そんなことを
考えている時間を過ごしています
西口